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適応障害の症状と休職するまでの話【実体験】

こんにちは、たけのこ(@takenoko_blog)です。

 

僕は以前「適応障害」と診断されて、休職した経験があります

 

その経験から、本記事では伝えたいことが3つあります。

  • 適応障害は誰でも発症する可能性があること
  • 自分の具体的な症状
  • 症状がひどい場合は初めから精神科へ

適応障害とは?

適応障害

皆さんは「適応障害」という言葉を知っているでしょうか?

正式には以下のように定義されています。

「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」

参考 適応障害厚生労働省みんなのメンタルヘルス

 

僕が診断された時、先生に言われたのは次のような言葉でした。

「環境の変化に適応できず、そのストレスによって心身に何らかの症状がおき、生活に支障がでる病気」

参考 適応障害元すみよしこころみクリニック

適応障害になるまで

社会で生きている限り、誰でも環境が変化することはあると思います。

環境が変化したとき、人によってはどうしてもその環境に適応できない場合があります。

環境に適応できなかった場合に、適応障害になってしまう可能性が高まります。

 

例としては次のようなこと。

  • 職場の人間関係がどうしても合わない
  • 仕事のプレッシャーが耐えられないくらい重い
  • 仕事の内容にやりがいを求めることが出来ない

 

適応できない状態が続くとストレスがたまり始め、あるところを超えると身体に異常が出始めます。

この状態が適応障害と診断される状態です。

誰にでも適応障害になる可能性がある

繰り返しになりますが、社会で生活している限り環境がまったく変わらないということはなかなかないでしょう。

そして、その変化に対応できるかどうかは、そのときにならないと分かりません。

つまり、誰にでも適応障害になる可能性はあるということです。

ヨーロッパでは人口の1パーセントが適応障害と診断されている報告もあるそうです。

今後、会社員として働いていれば、自分だけでなく周囲で適応障害と診断される人が出てもおかしくありません。

適応障害の治療法はストレスから離れること

知っておいて頂きたいのは、適応障害の最も効果的な治療はストレスの原因から離れることです。

なので、基本的にはストレスの原因から離れれば、身体的な症状は治っていきます。

 

最近では「新型うつ」と言う言葉をよく聞きますが、新型うつも適応障害の一種だそうです。

「会社を休んでいるのに、家では元気にしていてけしからん。」

なんて話をネットで見たことがあります。

しかし、適応障害という症状から考えるとこれは正常なこと。

会社というストレスから離れることで身体が正常になっているのです。

ですから、新型うつで休んでいる人がいても、会社では適応障害で苦しんでいたと認識して欲しいです。

適応障害という症状が多くの人に認識されれば、適応障害で苦しんでいる人自身が気がつけるかもしれません。

また、周りもサポートすることが出来るはず。

適応障害で症状が出たときの仕事について

職業:システムエンジニア

システムエンジニアといっても、小さいシステムの設計・実装・テストから、大きなシステムの運用保守までなんでもやっていました。

なかなか引き継ぎができない職場で、属人化してしまうことが多い状況でした。

一つの仕事が完了するごとに、担当するシステムが一つ増える感じですね。

なので、長いこと働くほど担当システムが多くなり、仕事量が増える。

当時は、「メインの仕事」+「担当したシステムが3つ」という状況でした。

適応障害の具体的な症状(実体験)

僕が適応障害になるまでに、どのような症状が出ていたのかを説明します。

異動のストレスが原因

自分にとっての環境の変化は、職場の配置転換でした。

先輩が仕事を辞める事になり、その代わりに仕事を引き継ぎました。

その先輩は、業務を理解していて、かつ仕事が出来るにも関わらず、毎月かなりの残業をしていました。

なので、大変だろうとは思っていましたが、実際は想像以上に大変でした。

仕事量に加えて、お客さんに渡すための最終確認も仕事だったため、責任もかなり重いものに。

それに加えて、担当していたシステムの保守作業や問い合わせもあったので、常に120%で働いているような状況でした。

 

この時には、自分の完璧主義も悪い方向に働いていたと思います。

完璧主義で疲れてしまったあなたへ

初期症状:疲労が取れない

3ヶ月間は忙しさもありましたが、新しい仕事で学べることが多かったため、普通に仕事をこなせていました。

しかし、4ヶ月目に入るあたりから身体に異常が出始めました。

 

最初の症状は、休日にいくら休んでも身体の疲れが全く取れなくなることでした。

「残業が多かっただけで、休めば回復するだろう」

と軽く考えていました。

また、この頃から少し歩くだけでもすぐに疲れるようになり、出かけることがだんだんとしんどくなっていました。

ストレス解消のために外出すると、疲労がたまるので外出できなくなる。こんな悪循環になってましたね。

 

後から考えると、「これが適応障害の初期症状だった」と分かるんですが、そのときはまったく考えもしませんでした。

中期症状1:体のだるさと手足のしびれ

それでもただの疲れだろうと思っていたのですが、そのうちに常に体が怠くなり、手足が痺れるようになりました。

ただその時には、ストレスが原因で手足の痺れが出るとは思っていませんでした。

そのため、手足の痺れが命に関わるような病気だったらと心配したために病院に行きました。

病院の受診の流れついては後述します。

 

結局、この症状が最後まで治らずに、休職期間が長くなる原因になってしまいました。

中期症状2:理解力の低下

その状態で仕事を続けていると、本を読んでも文字が頭に入らない、人の話を聞いても理解するのに時間がかかるようになってきました

ここまでくると流石にやばいかなとなりました。

友人や上司に相談して「少し休んだら?」とアドバイスももらったのですが、

「自分が休んだら迷惑をかけてしまう」

との思いが強く、休むことが出来ませんでした。

末期症状:電車に乗ると吐き気がひどくなる

そして、最終的には電車に乗って会社の近くに行くと吐き気がひどくなる症状がで始めたのです。

 

「電車に乗れなくなる」という話は聞いたことはありました。

しかし、自分が実際になるまで「本当なの?」と疑っていました。

 

これが本当になります。

 

電車に乗っている間に会社のことを考えるから、気分が悪くなるのかと思い、

電車に乗っている間寝ていたんですけど、目がさめると気分が悪くなっている。

体がストレスに近づくことを拒否する反応が出てしまうんですね。

症状のまとめ

人によって症状は異なるかと思いますが、僕の場合はこのようにして症状がひどくなっていき休職することになりました。

 

次のような症状が出ている人は、今すぐにでも休んだ方が良いかもしれません。

遅くなればなるほど、回復するのに時間がかかるかもしれませんから。

  • 身体の疲れが取れない
  • 常に体が怠くなり、手足が痺れるようになる
  • 本を読んでも文字が頭に入ってこない
  • 人の話を理解するのに時間がかかるようになる
  • 電車で会社の近くに行くと気分が悪くなる

適応障害で症状が出始めてからの病院の受診の流れ

僕の病院受診の流れは次のようになります。

  1. 内科
  2. 神経外科(MRI)
  3. 精神科

初めは内科を受診

手足の痺れがで始めた段階で病院には行きました。

まずは、何が原因か分からないので内科に

内科を受診したのですが、内科では具体的にどこがどう悪いか分からないと診断することが難しいと言われました。

ただ、先生への受け答えがはっきりしていたため、うつ病ではないだろうとの診断を受けました。

内科から神経外科へ

その次は、神経に問題がある可能性があるとのことで神経科を紹介されました。

次の神経外科では、手足の神経が問題ないことを確認し、MRIまで取りましたが何も問題はありませんでした。

神経科の先生には仕事のことを話していたので、もしかしたらメンタルが原因かもしれないということで精神科を勧められました。

最後に精神科へ

その後、精神科へ行きました。

「仕事の環境が変化したこと」

「これまでの内科と神経科を受診したけど何も問題なかったこと」

を伝えると、その場で「適応障害」と診断されて休職することになりました。

症状がひどい場合は初めから精神科へ

内科に通い始めてから診断されるまで、約2ヶ月が過ぎていました

2ヶ月という期間が人によっては致命的になる恐れもあります。

自分の場合は、それほどひどくなかったため、内科→神経科→精神科の順番で良かったですが、症状がひどい方は初めから精神科に行くほうが良いと思います。

適応障害は症状が出る前に対策を

現代社会でストレスを全く感じない生活をすることは難しいと思います。

ただ、ストレスを溜め込みすぎて身体に異常が出てしまってはもう遅いことが経験してわかりました

そうなる前にストレスから上手く逃げましょう。管理者であれば、部下がそうなる前に何かしら手を打って欲しいです。

この記事を読んでくれた人が、一人でもいいから身体に異常が出る前に防止できることを祈ってます。

 

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