SIerから社内SE(開発あり)に内定をもらえたので振り返り

SIerから社内SEに転職できた話

2020年から2021年にかけての約2か月の転職活動で、SIerだった自分がシステムを内製している社内SEから内定をもらうことができました。

本記事では転職活動を全体的に振り返ってみます。

転職活動の概要

今回の転職活動では、合計で20社応募、8社書類通過、5社1次面接、2社最終面接、1社内定と言う結果でした。

経歴紹介

僕の簡単な経歴を紹介すると、中小企業のSIer、勤務歴は5~10年、開発経験少なめで上流工程多めと言った経歴です。

転職理由と志望職種

今回の転職でこだわったのはシステム開発をしているかどうかでした。

理由は、SIerとして働く中で、開発部分を丸ごと外部にお願いするシステム開発が多かったのですが、それによる失敗プロジェクトを何回も経験したためです。もちろん開発を外部に依頼するメリットも理解しているつもりですが、品質が悪くなるデメリットが大きいと感じました。

また、世の中の変化が早くなり自社開発をしていく企業が多くなっている中で、これまでのやり方から変わらない(変えられない)企業で働き続けることに不安を持ちました。新しいことが正しいとは思いませんが、そのまま続けて「やはり新しい方やっておけば良かった…」と後悔したくないと思いました。

そのような経緯があり、応募した職種は「開発」と「開発業務がある社内SE」のふたつでした。

ただ、開発経験が少ないので、年収を維持しつつ開発できる企業から内定をもらうのは厳しいだろうと思っていました。そのため、約10%の年収減は受け入れる気持ちでした。

強みと弱みを理解する

開発担当で希望しているにも関わらず開発経験が少ないため、突っ込まれたときに弱みとして目立つだろうと思っていました。

何とかフォローするために、弱みを補うために努力していることを書きました。資格を取る、自己学習していることを伝えることで、「弱みを認識して何とかしようとしている」「努力できる」人材と捉えてもらえる可能性もあると考えたためです。

職務経歴書をきちんと読んでくれている面接官の場合には、努力したところについて質問してくれたことがあったので効果があったと感じました。

ただ、強みに関してはどうしても思い浮かばなかったので人に聞きました。その中で「開発経験は少なくても、上流の経験が多く色々な業務を経験しているので、バランス良くシステム開発に関われるとも言えるよね」とアドバイスをもらえました。

振り返ってみると、小さいプロジェクトではあったものの、ある程度全体的にプロジェクトを見れるようになっていたのは強みだと感じたので、そこを押すことにしました。見方を変えてポジティブに捉えることは大切ですね。

職務経歴書の書き方

強みと弱みを理解したうえで職務経歴書を書き始めました。僕は転職エージェントを決める前から書き始めたのですが、決まってから書けば初めから添削してもらえるので良かったのかもしれません。

最初に書いたときには、経験したプロジェクトについてつらつらと書いているだけで、平凡としか言いようがないものでした。

その後、たまたまmotoさんの記事で知った「STARSの法則」に沿って書き直したところ少しだけマシになったと思います。

STARSの法則とは?

  • Situation(どんな環境で)
  • Task(どんな仕事で)
  • Action(何を実行して)
  • Result(どんな結果を出したか)
  • Self-appraisal(振り返ってどう思ったか)

記事に書かれている通り「最後のS」が特に重要だと感じたため、仕事を振り返って次に活かせたことがなかったか思い出しながら追記しました。幸いなことに過去の自分にも、業務を少しでも改善しようと言う気持ちがあったので書くことができました。

そうすることで、ひとつの仕事の中で改善できなかったことでも、その後どう改善したかを書けばアピールにつながると思いましたし、実際アピールできたと思います。

転職エージェントは自分に合うところを探す

職務経歴書を一通りかけたので転職エージェントを探し始めました。

結論から言うと、僕は転職エージェントにdodaだけを使いました。大手転職エージェント数社に登録したのですが、連絡が1番早く来たのがdodaだったからです。笑

と言うのは半分冗談で、登録した週末にはdodaのキャリアアドバイザーと面談したのですが、その時の印象がとても良かったのでそのまま活動を続けようと思いました。具体的に良かった点は以下になります。

  • 僕のことを理解しようとしてくれている
  • 話を聞き出すのが上手い
  • 営業色が強くない
  • 話が具体的で分かりやすい

と言うようにいいところだけ見えて、悪いところが見えなかったのでこの人なら頼っていいかも、と思いました

僕はたまたま一発目でいいキャリアアドバイザーに当たってラッキーだったと思います。ただ、今度転職活動をするときには、複数のサイトに登録/面談までして、自分に合いそうなキャリアアドバイザーがいる転職エージェントを使うと思います

職務経歴書作成は2週間、添削は計5回

個人的に今回のキャリアアドバイザーに最も感謝しているのは職務経歴書の添削です。最終的に2週間にわたり5回添削してもらいました。職務経歴書を書き上げるのに時間はかかったものの、そのおかげで書類通過した企業もあったと思うので感謝しかないです。

紹介求人の多さにうんざりしながら企業選定

dodaの求人には、キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当がいて、それぞれから求人が送られてくるのですが、僕はキャリアアドバイザーからの紹介だけを利用しました。

理由は、採用プロジェクト担当から来る求人が多すぎたからです。1日100件近く通知が来ることにうんざりしてしまいました。また、キャリアアドバイザーからの求人でも十分な数があったので十分だと感じました。

ただ、キャリアアドバイザーからは、採用プロジェクト担当からの紹介企業でいい企業があれば、キャリアアドバイザー経由でも応募できるから相談してと言われていました。そのため、企業選びを妥協したくない人は両方使うといいと思います。

一気に20社エントリーして失敗

職務経歴書を書き上げて、企業エントリーを始めました。エージェントには「20社を目標にエントリーして」と言われたので、言葉を鵜呑みにして20社一気にエントリーしました。

その結果、意外と書類が通過してしまい、面接日程を組むのに苦労しました。と言いますか、どうしても日程調整できない企業も出てきてしまい、面接辞退した企業もありました。

そのため、キャリアアドバイザーとは、事前に「週に何回面接できるか」を話しておきましょう。その上でエントリーするペースを決めれば、日程調整に苦労することが減るでしょう。

面接は面接官との相性次第

せっかく書類が通過して、その後にいくら準備をして面接に望んでも、面接は人と人の会話が成り立たなければ終了です。

僕がそう思ったのは、「質問があいまいで、終始何を聞きたいのか分からない面接」を経験したときでした。相手としては言葉にしない部分を察して答えて欲しいということだと思うのですが、自分としては何聞かれてるか分からない状態だったので全く話が噛み合いませんでした。

当然すぐにお祈りメールが届きました。

面接官と言っても、あくまでも「ひとりの人間」です。全ての人と合うことがないように、面接官とも合わないことがあって当然。むしろ、合わない同僚と働くリスクを回避できたと、気持ちを切り替えるのがいいです。

一方で、職務経歴書をしっかりと読み込んでくれて「なんか魅力があった」と言う理由で面接をしてくれた面接官もいました。そのときには、向こうも色々と質問してくれる、こちらも色々と質問ができるので、普通の会話としても楽しんで面接をすることができました。結果として、その企業から内定を貰えました。

募集要件を満たしていることが最低条件ですが、そこから先は人と人のコミュニケーションなんだと感じました。

面接官からのアドバイス

転職活動からは脱線するのですが、面接をしていると、面接官からアドバイスをもらえることがあります

僕が実際に受けたアドバイスは、会社で何をやりたいか?と質問されたときに「会社でやることに合わせて自分の知識を深めていきたい」と答えたところ、面接官から「今後は自分で何をやりたいのか決めた方がいい」と言われました。

「今の会社には不満はあるけど総合的には悪くない」という状況での転職活動だったため、「転職活動しない方がいいのではないか?」と不安に思うことがありました。ただ、この言葉を聞いて納得が行くまで転職活動をしようと思うことができました。

その面接官はただ思ったことを話してくれただけだったのかもしれません。しかし、面接官は自分よりも長いキャリアを積んでいる人が多いため、自分のように人生の先輩からのアドバイスをもらえるチャンスもあります。

不安を全て解消する

僕の場合は、元の会社に残ることも選択肢のひとつでした。そのため、転職前に全ての不安が解消されることが転職の条件でした。

希望年収はエージェント経由で伝えてもらいましたが、その他の不安なことは面接などで直接聞いてしまいました。もちろん一通りの質疑応答が終わって、最後の質問のときですが。

  • 自分の経験と募集要件のギャップ
  • コロナ禍における働き方
  • 年休制度
  • …など

聞き忘れたことがあったときには、面接終了後に人事担当にも聞いてもれがないようにしました。

結果がよかったから言えることかもしれませんが、入社が決まった後に「こんなはずでは…」と思わないようにすることは重要だと思います。

内定承諾から退職願い提出まで

業務内容、条件や福利厚生が条件を満たしていたので、内定が出たらすぐに内定承諾をしました。

その後すぐに上長にも退職相談をしました。

キャリアアドバイザーからは、「一身上の都合」で貫き通すのもひとつの手段と教えてもらいました。その理由は、上司に上手く交渉されて、転職を思い止まることを防ぐためためです。どの企業でも人材不足で悩んでいたり、人が辞めると上司の評価が下がるなどの理由があるそうで、会社として、あらゆる手段を使って辞めるのを防ぐこともあるそうです。論破されそうだと思う人は、「一身上の都合」で貫き通すのもいいと思います。

しかし、僕は理由をきちんと説明することにしました。上司には非常にお世話になっていたので、さらに上に説明するときに困らせたくなかったためです。その代わりに論理武装できるように、色んな質問に対する回答を用意しました。

結果として、僕は退職理由がポジティブだったこともあり、その場で引き止められることはありませんでした(止める必要人材だったと思われていなかったことを願います。苦笑)。

辞める会社の人とはどこで一緒になるか分かりませんし、それまでの繋がりとして役立つこともあるかもしれません。言いたいことが山ほどある人もいるかもしれませんが、出来る限り穏便に退職できるようにするべきだと思います。

まとめ

今回は決まらなくてもいいか、くらいの気持ちで望んだ転職活動でしたが、一気に決まり自分自身が一番驚いています。志望度の高い企業から内定がもらえて、キャリアアドバイザーには感謝しかありません。

まとめになりますが、今回転職活動をしてみて特に重要だと感じたことは次の3つになります。

  • 自分に合ったキャリアアドバイザーを選ぶ
  • 職務経歴書をきちんと書く
  • 現職に残ることも選択肢という精神的な余裕

どれが欠けても今回の転職は上手くいかなかったのかなーと思います。そんな中でもらえた内定なので、新しいことにチャレンジして、自分の目標とするキャリアに近づけたらと思います!

※ アイキャッチはloosedrawing.comの画像を使わせていただきました。

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