たけのこ
そう思っている方は多いのではないでしょうか?
僕も周りの人に投資のイメージを聞くと、ネガティブな返答が返ってくることが多いです。
- 「損をする。リスクが高い。」
- 「元金がないと出来ない。」
- 「素人が出来るものではない。難しそう。」
- 「ギャンブルが好きな人がやること。」
そのような方向けに、3000円から始める投資のススメを紹介します。(以下の本を参考にしています)
投資を勧める理由は複利
実際に株の売買をしてみて、損をすることもあるし、得をすることもあります。
それでも投資をしようと思うのは、利率が0.001%の銀行にお金を預けるだけでは、お金は全く増えずにほとんどそのままの金額で預けられているだけだからです。
社会人1年目の時、早く会社をリタイアしたくてたまらなかった時に、お金を稼ぐ方法をインターネットで探していました。
その中でも一般人で一番現実味がありそうだったのが、複利によって資産を増やすというものでした。
複利とは以下の式で表されるものです。 (wikipedia “複利” より)
n 期末の元利合計(元金と利子を合わせた額)は、次式になる。
n 期末の元利合計 = 元金×(1+利率)n
これだと分かりにくいかもしれないので、実際に複利の計算をしてみます。例として、100万円のお金が10年後にどうなっているかを「利率0.01%」と「利率1.0%」の場合で計算してみました。(単位は万円)
表を見ると・・・
「利率0.01%」の場合 10年後:100万1000円
「利率1.0%」の場合 10年後:110万4000円
比較すると、10万3000円の差が出ます。たかが1%かもしれないのですが、10年間の複利となると大きな違いになります。Excelで計算表は簡単に作成できますので、いろいろなシミュレーションをしてみるといいと思います。
また、かの有名なアインシュタインの言葉として以下が残っているそうです。
人類最大の発明は複利
The most powerful force in the universe is compound interest.
基本は節約して貯金する
投資を始めるには、まず貯金をすることが基本となります。
投資でお金を増やせるのだから、貯金しなくてもいいじゃないか。と思うかもしれませんが、そうではありません。
自分の生活を考えて最低限の貯金はするようにして、あまりのお金がある時に投資に回すというのが良いです。余裕がない中で投資をして損が出てしまうと精神的にとてもよくないためです。
理想は、今までと貯金する額は変えずに、無駄使いしていたお金を投資に回すことです。例えば、1000円のランチを800円にすれば月4000円/年48000円を投資に回すことが出来ます。
数百円くらい問題ないと思っていても、月単位・年単位になると簡単に数万円の貯金が出来ます。この小さい金額での考え方が、その人のお金に関する考え方になると思うので、金額以上に大切な考え方だと思います。
積立投資を3000円から始めてみる
それでもデメリットが目についてしまう方もいると思います。そのような時には、次のように考えてみてはどうでしょうか?
「貯金をしながら、同時に投資も行う」
メインは、貯金にしながらも投資に慣れてもらうために、とりあえず月に3000円から投資を始めてみる。
そして購入するのは、手数料の安い、バランス型のインデックス投資信託を買う、それだけとのこと。
投資信託ですので、株のように毎日株価とにらめっこする必要がありません。
また、バランス型の投資信託というのは、日本と海外の株と債券をバランスよくパッケージされている商品ですので、例えば日本で株価が暴落しても、その他でカバーできるようになっていおり、株だけなどの投資よりもリスクが低いものになっております。
もちろん損をするリスクはありますが、投資をしるきっかけになればということで勧めています。
下記サイトには、投資信託を選ぶ基準が初心者でも分かりやすく書いてあります。
僕は本書を購入してから世界経済インデックスファンドの積立を始めています。
昨年度は月1万円の投資を8ヶ月続けたのですが、84,800円になりました。
昨年度は世界的に株価が上昇した幸運もあると思いますが、積立投信で年6%増えた計算です。
今年からは積立NISA口座で積立を続けています。
▼「積立NISAの運用報告」記事はこちら▼

最後に
まとめるとこのようになります。
- 複利の効果は長くなるほどに大きくなる
- まずは貯金をする
- 3000円から積立投資を始めてみる
最終的には自己責任になってしまいますので、やはり貯金が良いと思う方もいると思います。
ただ月に3000円くらいであれば損をしてもそれほどダメージは受けないと思います。いつでも投資を始められるんだ、ということを知っているだけでもやらない時と大きな違いになると思います。
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