「未経験でIT業界に転職したい」と思った場合に、今の自分だったら独学で勉強を始めて、そのあとにプログラミングスクールに通うのがベストと考えています。
SNSを見ているとガンガン自己投資するのがいい!みたいな考えの方が多くてすごいと思います。自分はケチなので見返りが得られるか分からないものにすぐにお金を払えません。笑
これはプログラミングの勉強でも同じ考えで、初めから高いお金を出してスクールに通ったのにプログラミング自体が合わなかったではもったいないですからね。
前提として「お金を無駄にしたくない」という考えている方向けです。時間>お金の価値観(お金に余裕のある)の人は、初めからプログラミングスクールに通ってしまう方が効率よくスキルアップできるでしょう。
なぜ独学をした方がいいのか?
まず独学をすすめる2つの理由を説明していきます。
理由1
プログラマーという職業は、給料がそこそこ良くて、働き方が自由で、私服でOKと言うようにいいところばかりに目が行ってしまいがちですが、そもそもプログラミングを書くという仕事は向き不向きがハッキリしていると考えています。
特にプログラミングを書き始めたばかりの時は、全然思うように動かないことも多く(自分は今でもそう)、何で動かないのか?と戦い続ける時間が長くなります。数時間も調べて悩んだあげくに、ただの凡ミスだったなんてこともあります。
そのような仕事のため、まずは独学で勉強してみて、自分がそのような仕事に向いているのかを確かめることをおすすめします。
理由2
また、初めからプログラミングスクールに行かない方がいい理由として、経験によって質問の質が全く変わってくることが挙げられます。
何を言いたいかというと、カリキュラム自体にお金を払うでもいいのですが、せっかくお金を払って同じ時間スクールに通えるのなら、出来る限りスクールを使い倒して元を取りたいですよね。笑
具体的に説明をすると、プログラミングを学び始めた頃にする質問は調べ方さえわかればすぐに答えの出ることが多いです。一方で少しでも学習していれば、自分の分からないことをピンポイントで効率よく質問できたり、調べてもすぐに答えが出てこないようなことを質問できるようになります。独学しておくことで、相手に求める知識のレベルが全然異なってくるので、ある程度の勉強をしてからの方がスクールを使い倒せるようになります。
なぜスクールに通うのがいいのか?
次にスクールに通うのが良い理由ですが、一番大きな理由としては困ったときにすぐに質問できるようにするためです。
実際にプログラミングを書いていると、必ず自分の思うように動いてくれないことが発生します(これは何年経験しても起こることです)。自分の場合は、聞けば一瞬で解決することでも、自分で調べて悩んでしまい1日経っていたなんてことがよくありました。
自分で調べて解決するのは大切なことではありますが、転職という目標がある以上、効率よく学習してスキルを身につけないといけません。そのときに分からないことをすぐに聞ける人がいると学習効率が全く変わってきます。
初めからスクールの方が効率いいなら独学で始めない方がいいのでは?と思うかもしれませんが、「お金を無駄にしたくない」という前提ですので、時間>お金の人は初めからスクールに通う方がいいと思います。
独学の方法
次は、独学の方法について説明していきます。
プログラミングを独学しようと思ったときには、progateやpaizaなど初心者に優しい(月額1,000円で利用可能)サイトがあります。Webサイト上でプログラムを書いてその場で実行結果を見ることができるので、すぐに学習を始めることが可能です。言葉では伝わりにくいのでサイトで試してみてください。
例えばWeb系に興味がある場合、これらのサイトを使って、次のステップで学習を進めてみましょう。
- クライアントサイドのHTML、CSS、Javascriptを学ぶ(paiza or progateのurl)
- 余裕があるならばPHPやRubyなどサーバーサイドも学ぶ(paiza or progateのurl)
- さらに自分で学習を進められそうなら、自分でWebアプリケーションを作ってみる
ただ、誰もがこんなにすんなり学習できたら苦労しませんし、そもそもスクールの存在意義がなくなってしまいます。そこで、例えば1,2はできたけど3は厳しいという人は、次の選択肢としてプログラミングスクールを考慮すればいいと思います。
また、独学をする中で自分はプログラミングに向いてないなと思ったら、そこで諦めるのもひとつの選択肢だと思います。
何を学びたいか分からない場合
独学が大切だと言うことは分かったけど、そもそも何を独学したらいいか分からないという方は、テックアカデミーのおすすめコース診断を受けてみましょう。一口にプログラマーと言っても、どういうものを作りたいかによって、学ぶプログラミング言語も変わってきます。せっかく勉強したのにやりたいことに直結しない勉強をしていたらもったいないですからね。
まずは無料体験してみる
独学である程度学習を進めたらスクールの無料体験を申し込みましょう。プログラミングスクールはいくつもありますので、その中で自分に合っていそうなスクールを見つけるのもいいと思います。
スクール費用は安くはない金額ですので、無料体験ではお金を払う価値があるかどうか気になるところは徹底的に聞けるようにしましょう。自分の気になるところをあらかじめ洗い出しておき、質問しまくりましょう。そうすることは、自分の知りたいことを知れる機会でもありますし、返答内容や返答の仕方でそのスクールが信頼できるかも判断できます。
例えばこんな感じ↓。
- こういう仕事をしたいのだがどのコースがいいか?
- コースを修了するとどんなものが作れるようになるのか?
- 修了したことを実績(職務経歴書)に書けるのか?
- 未経験で転職の実績はどれくらいか?
- その人たちに共通することは何か?
あまりいいスクールが見つからなかった、けどIT企業に転職したいと言う人には、テックアカデミーのエンジニア保証コースがあります。スクールに通って転職できない場合に返金可能なコースとなっているので安心感もあります。