フレームワークExpressを使用することで、効率よくNode.jsの開発をすすめることができます。
本記事では、Expressを使ったサーバー起動方法まとめました。
Node.jsとVisual Studio Codeを使用します。まだインストールしていない場合は下記を参照してください。
Node.jsでExpressを使うための準備
本記事では「C:\Users\Public\Documents\Node\ExpressSample」で作業をすすめます。
1. Visulal Studio Codeを起動し「ファイル / フォルダを開く」から、ExpressSampleフォルダを開きます。
2. 「表示 / ターミナル」をクリック、またはショートカット「Ctrl + @」でターミナルを開きます。
手順1でExpressフォルダを開くことで、ターミナルのカレントディレクトリがExpressSampleの状態で起動されます。
3. ターミナルで”npm init“と入力しましょう。
npm initコマンドを実行するときには、ExpressSampleフォルダに移動していることが前提です。
移動できてない人は”cd”コマンドを使ってExpressSampleフォルダに移動しましょう。cdコマンドが分からない方は下記を参照ください。
copy
npm init
ターミナルに文字を貼り付けるときは、文字をコピーしたあとにマウスの右クリックで可能です。
色々と聞かれますが、とりあえずすべてEnterで先に進みます。最後に”Is this OK? (yes)”と聞かれるので、ここでもEnterを押しましょう。
すると、ExpressSampleフォルダの下に「package.json」ファイルが作成されます。
4. Expressをインストールします。ターミナルに”npm install express –save“と入力しましょう。
copy
npm install express --save
これでExpressのインストールが完了です。
Node.jsでExpressを使ったサンプル
1. ExpressSampleフォルダ直下に、「index.js」ファイルを作成して、下記ソースコードを貼り付けてください。
copy
var express = require('express');
var app = express();
app.get('/', function(req, res){
res.send('Hello World!!!');
});
var server = app.listen(3000, function(){
console.log('サーバーを起動しました')
});
比較のために、Express未使用で同じ処理をするソースを下記に示します。
copy
var http = require('http');
var server = http.createServer(function(req, res){
res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plan'});
res.write('Hello World!!!');
res.end();
})
server.listen(3000);
console.log('サーバーを起動しました
');
サーバー作成部分が簡略化されていることがわかるでしょう。
2. ターミナルに”node index.js“を入力してください。
copy
node index.js
3. 正常に起動したら、console.logに設定した文字が表示されます。本記事では”サーバーを起動しました”と表示されます。
そしてインターネットブラウザから”localhost:3000“にアクセスすると、下記画面が表示され、サーバーにアクセスできることが確認できます。
以上でExpressを使ったサーバー作成が完了です。