SpringFramework超入門を読みました(全部写経しました)。
Amazonのレビューが異様に高く、読む前は本当かな?と思っていたのですが、本当にいい本だったと感じます。
特に、次のような人におすすめだと感じたので、該当する人はまず立ち読みでもいいので手に取って見るといいと思います。
- Javaは少し書いたことあるけど、SpringFrameworkはあまり使ったことがない
- SpringFrameworkは使ったことがあるけど、あまり理解できていない(自分はこっちでした)
おすすめの理由: 最低限必要なことをとても丁寧に説明してくれる
なぜ、本書籍をおすすめするのかというと、SpringFrameworkを使ってWebアプリケーションを作成するために、最低限必要なことを、とても丁寧に説明してくれているからです。
「DIって何?AOPってどうやって実装するの?いつも使っていたアノテーションの意味は何?」など、自分はこの本を読んでそうだったのか!と思えることがたくさんありました。
説明に関しても、図が多かったり、例を出して説明してくれているので、とてもわかりやすくなっていると思います。
最後には、学習した知識を総動員して、CRUD処理を実装したWebアプリケーションを作成することができます。
Webアプリを作成しながら、これまでの学習の理解度を確認できるのがポイントです。
そして何より、一度でもゼロからSpring Frameworkを使ってWebアプリケーションを作成した!と言う自信に繋がります。
面接で「ゼロからシステムを作った経験はある?」と聞かれたときに、業務でははなかったとしても、「自己学習で作成したことがある」と言えるかどうかは大きな違いになるでしょう。
SpringFramework超入門で学べること
本書籍で学べることは、ざっくりと以下になります。
- 3章: SpringFrameworkのコア機能を知ろう
- Springのコア機能であるDIとAOPについて
- 4章: データベースを操作しよう
- Springで簡単にCRUD処理を実現できるO/Rマッパーについて
- 5章: MVCモデルを知ろう
- Spring MVCについて
- 6章: テンプレートエンジンを知ろう
- 画面を表示するためのThymeleafについて
- 7章: リクエストパラメータを取得しよう
- 画面とコントローラーの値のやり取りについて
- 8章: バリデーション機能を知ろう
- 画面の入力チェックの方法について
- 9-12章: アプリを作成しよう
- これまで学習した知識を全て使用して簡単なWebアプリケーションを作成
学習の進め方ですが、本を読みながら全てのコードを写経することをおすすめします(私は写経含めて約20時間弱で読了できました)。
写経しながら進めるていると、終盤の方はかなりコード量が増えてきて面倒だと感じることもあると思いますが、頑張って最後までやり切りましょう。
と言うのも、コードが増えてくると必ずタイプミスによるエラーが出ます。ただ、そのエラーを解決することで自分の力がついていきます。Spring特有のエラーの場合には、経験しておくことで実務で使用するときに必ず役に立つでしょう。