適応障害から復職した後は、再発させないことが最優先です

復職したけど不安を感じている人

適応障害で復職したんだけど、まだ不安…。

何か気をつけておくことはあるのかな?

僕は適応障害で休職して、そのあとに復職した経験があります。

 

そのときの経験をふまえた結論は、再発させないことが何よりも大切ということです。

関連記事適応障害の症状と休職するまでの話【実体験】

復職後は適応障害を再発させないことが何よりも大切

復職したあとにいちばん大切なことは「再発させないこと」これに尽きると思います。

主治医の先生と会社から、何回も言われたのが「再発しないように気をつけましょう」という言葉でした。

復職したときには、「復職できるくらいに回復したのだから、再発の心配はないのでは?」と思っていました。

しかし、実際には復職したあとに再発する人が多いのが現実のようです。

 

再発者が多い現実

主治医の先生からは、「せっかく休んで体調がよくなってきているのに、再発してはこれまでがムダになってしまうから、無理はしないように」と何回も念を押されました。

なんでこんなに何回も言うのだろう?と思って聞いてみたところ、再発する人が多いためとのことでした。

また、僕の勤める会社では、適応障害を含むメンタルの不調で休職した人が、再休職することが多いとのことでした。

復職時に、無理なく職場に復帰するためのプランを用意しているにも関わらずです。

 

再発すると復帰がさらに難しくなる

再発すると、休職期間がさらに伸びてしまい、場合によっては悪化することもあるそうです。

さらに、再発すると再度復職しようとするときに、不安がさらに増すでしょう。

自分が再発してしまったら、以下のようなことを考えてしまいそうです。

  • また再発するかも…。
  • さらに会社に迷惑をかけてしまっている…。
  • 自分は社会に適合してないのかな…。

こんなこと考えてたら、ネガティヴループにはまってしまいそうですね…。

このような不安がよぎれば、体調が悪くなったり、復職に悪影響を及ぼす可能性があります。

適応障害から復職した後に気をつけるべきこと

では、再発を防ぐためにすべきことについて書いていきます。

僕が主治医の先生に言われたことは次の3つです。

  • 6割の力を意識する
  • 仕事のオンオフを切り替えられるようにする
  • リフレッシュ方法を身につける

6割の力を意識する

復職してすぐのときは、十分に休めているために体力があると勘違いしがちです。

なので、仕事をしてみたら休職まえと同じように働けたりします。

意外と大丈夫じゃないかと。

 

しかし、これが再発の原因になりうるので十分に注意しましょう。

休職したことによって、体力が下がっていたり、回復力が下がっていることがあります。

そのような状態で、まえと同じように働いてしまうと、どこかで体力切れになってしまいます。

体力が切れてしまうと、疲労がたまったり、集中力が下がったりするでしょう。

すると、仕事の質が悪くなり、ミスが増えたりして、自信がなくなることにつながってしまいます。

こうなると、以前適応障害になったときと同じような状況になっていますよね。

なので、意外と働けると思っても、余力を残すために6割の力を意識することが大切になります。

仕事のスケジュールを管理してくれる人がいる場合には、上司とその人に自分の状態を伝えて、スケジュールに余裕を持ってもらいましょう。

 

平日に仕事のオンオフを切り替えられるようにする

職場以外では仕事のことを考えたくないですよね。

しかし、久しぶりに仕事をすると、職場を離れても仕事のことが頭から離れないことがあります。

特に、寝ようとして布団に入ったあとに、仕事のことが思い浮かんでしまうと最悪ですよね…。

寝たいのに仕事のことを考えてしまって寝れず…。そして、翌日は睡眠不足に…。

さらに疲労もたまるので、余計に仕事に行くことが憂鬱になってしまいます。(経験者は語る)

 

こんな状況を主治医の先生に相談したところ、「仕事のオンオフを切り替えるための方法を身につけましょう」と言われました。

その方法は、とてもシンプルで、寝るまえに自分がもっともリラックスできることをします

例えば、自分の好きな音楽を聴いたり、ストレッチをしたり、瞑想をしたり、子供と遊んだり、彼女(彼氏)と電話したり。

ただ、ゲームやスマホは控えた方がいいかもしれません。

脳が冴えてしまうと、リラックスしてるつもりでも寝つきが悪くなることがありますので。

 

僕はいろいろと試した結果、音楽を集中して聴くことがもっともリラックスできました。

理由は、自然と他のことを考えなくなるからだと思っています。

それからは、布団に入ってから音楽を集中して聴くようにしています。

その結果、寝るまえに仕事のことを考えることがなくなり、寝つきもよくなっていきました。

これはあくまでも僕の話ですので、自分に合った方法を探してみてください。

 

休日のリフレッシュ方法を身につける

これは上で述べた、仕事のオンオフを切り替えられるようにする、と似ているかもしれません。

人によっては、仕事のオンオフを切り替えることを、休日のリフレッシュとしても使えるでしょう。

趣味がある人は、休日には趣味でリフレッシュすることができますね。

 

しかし、中には僕のように趣味がなくて、何をしたらいいかわからないという人もいると思います。

何か「これやればいいですよ」と言えたらよかったのですが、残念ながらリフレッシュ方法は人によって異なります。

いろんなことを試して、探すしかありません

僕が試したことを例としてあげておきます。

  • 映画
  • 読書
  • ブログ
  • 編み物
  • 習字
  • ゲーム
  • ヨガ
  • カフェめぐり

いろいろやっていて気づいたのですが、僕の中でリフレッシュするというのは、「好き」でかつ「集中できる」ことでした。

上記のことを試した結果、ブログと編み物と習字の3つがやっていて楽しく、集中できることがわかりました。

ちなみに、いまは筆ペンを始めています。

自分の性格を理解することも大切

適応障害になってしまった根本的な原因が、自分の性格にある場合がありますよね。

僕の場合、適応障害になってしまったのは、次のふたつの性格が原因だったと考えています。

自分の性格に原因があると向き合うことはしんどくて、あまり考えたくありませんでしたが…。

  • 完璧主義
  • 周りの目を気にする

このふたつの性格を治せれば、復職後に再発しにくくなるのではないかと思いました。

しかし、性格は変えようと思って変わるものではないのが難しいところです。

そんな風に悩んでいたときに、過去に僕と同じように苦しんでいたという先輩から、次のようなアドバイスをもらいました。

自分がなぜそのような性格になったのか、過去をさかのぼって考えると、原因がわかることがある。それがわかると、それまで変えられなかった性格を変えることができたりする。

そのアドバイスを聞いてから、自分の性格をなぜなぜで深掘りしていきました

 

性格の原因を深掘りして思い出す

正直、初めは原因がわかったところで、性格は治らないと思っていました。

 

しかし、過去を振り返り、今の性格になっている原因がわかったことで、明らかな変化がありました。

性格というのは、過去の環境やできごとで作られる部分があると思います。

今でもその当時の環境やできごとを気にする必要があるでしょうか?

よくよく思い出してみると、意外と気にしなくても問題なかったりします。

そうすると、自分の性格に固執する必要がなくなると言いますか、自分の性格を変えることに諦めがつきやすくなります

なかなか伝わりにくいと思うので、僕の例を書いていきます。

 

完璧主義の原因

僕は完璧主義なところがあり、自分の中で高い理想を作って、そこに到達しないと合格点を出せない性格でした。

その原因を思い出してみると、小学生のときに野球をやっていたのですが、僕のエラーで試合に負けてしまったことがありました。

とても強いチームにいて勝ちまくっていたにも関わらず、野球をやっていた頃の思い出は、ほとんど自分がミスをしたことや、ミスしないようにしていたことばかりでした。

ずばり、この経験が完璧主義になった原因だとわかりました。

野球はチームでするスポーツなので、ひとりが責任を負うことなどないのですが、当時の僕にはよっぽどこたえたようです。

ただ、今ではミスがない人などいないことがわかってますから、そのときの気持ちを引きずることはありません。

そう気づいてからは、完璧にやらなくても何とかなる、と気楽な気持ちで仕事をすることができています。

 

周りの目を気にする原因

僕は人の目を気にしすぎるあまり、お願いされたことを断れず、仕事を抱え込んでしまうことがありました。

この原因を思い出してみると、僕が次男として生まれたことが考えられました。

一般的に、次男というのは長男に比べて親が構う時間が減るのだそうです。(結果として、次男の方が、長男よりも犯罪を起こす確率が大きいのだとか)

僕も同じで、兄の方が可愛がられていると思い、何とか自分をよく見せようとしました。

そのよく見せたいという思いが、親の目、つまりは人の目を気にすることにつながっていたことに気づいたんですね。

今では親によく見てもらいたい、という気持ちは全くありません。

むしろ、これまで育ててくれたことに感謝して、毎年誕生日プレゼントを送っています。

また、自分の体調よりも他の人にどう思われるかを気にしてたら、身体を壊してしまいます。

周囲の評価は大事かもしれませんが、自分の身体がいちばんです。

身体がなければ、評価されることもできませんからね。

まとめ

本記事をまとめると次のようになります。

  • 適応障害を再発させないことが何よりも大切
  •  再発させないようにするためのポイント
    • 6割の力を意識する
    • 仕事のオンオフを切り替える
    • リフレッシュ方法を知る
  • 適応障害の原因が性格にある場合には、自分の性格を深掘りして原因を見つける 

関連記事適応障害に関する記事のまとめはこちら