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休職することによる心配と現実【お金の面ではかなり厳しいのが現実】

休職したいけど心配で休職できない人

たぶんだけど、いま病院に行ったら診断書が出る気がする…。

けど、休職したあとの不安を考えると病院には行けない…。

僕は適応障害で休職した経験があります。

 

僕の場合は、心配がありながらも「もう休まないとダメだ」という気持ちが強くて、勢いで休職してしまいました。

しかし、体調が悪いにもかかわらず、休職することへの心配から、病院に行かずに我慢している人もいると思います。

本記事では、休職した経験をもとに、休職するときに感じる心配と現実について書いていきます。

 

関連記事適応障害の症状と休職するまでの話【実体験】

まずは病院で診断してもらいましょう

「心配があって休職したくない」という気持ちはわかります。

しかし、休職することが遅くなったことにより、症状がさらに悪化してしまうと、通常復帰することすら難しくなってしまうことも考えられます。

なので、まずは病院に行ってお医者さんにアドバイスをもらいましょう

休職する心配をするのはそれからです。

休職することが不安な理由を考える

漠然とした不安

ただ漠然と、休職に対して不安を感じていないでしょうか?

僕は休職する前には「休職=よくないこと」のような、勝手なイメージを持っていました。

そのときの状況を冷静に考えることができればよかったのですが、心身ともに疲れていると、「なぜ休職がよくないのか」を考えることもできなかったんですよね。

不安を感じる理由を分析する

じゃあどうすればいいかというと、不安を感じる理由を分析して、ひとつひとつ不安を潰していくことをオススメします。

「休職するのは何だか心配」という状況を早めに抜け出すことで、症状がひどくなる前に休職することができれば、それに越したことはありません。

休職したことによる心配と現実

休職する前に、僕がどんな心配があったか考えてみました。

  • 給料がもらえないことによる「お金の心配」
  • 他の人は働いているのにという「人と比較する心配」
  • 会社の評価が下がるという「会社への心配」

これらの心配があったわけですが、休職して実際にどうだったかを書いていきます。

給料がもらえないお金の心配

休職するときにまず考えてしまうのはお金の問題ですよね。

結論から言うと、傷病手当金だけでは、貯金がないと苦しい可能性があります。

 

その理由について述べていきます。

 

傷病手当金はすぐにもらえる訳ではない

傷病手当金は、会社に申請してから支給されるまでに時間がかかる場合があります。

僕の場合は、申請してから2か月後に支給されました。

※どこも同じとは限りませんので、申請してからどれくらいでもらえるかは会社に確認してください。

 

税金は減らないし、通院費用もかかる

休職する場合には、お医者さんから病気の診断書をもらい、傷病手当金の手続きをすれば、基本給の7割くらいをもらうことができます。

7割もらえれば余裕だと思うかもしれません。

 

しかし、税金・年金・保険料などの控除額は休職した後も変わらないので、勤続年数が短く給料が上がっていない人は、手元に残る金額はかなり少なくなる可能性があります。

 

普段から残業に頼っている人はさらに注意が必要です。

僕は基本給の低さを残業で補っていたので、休職中の手取りが10万円を切っておりました。

その上、通院代(1回1,500円くらい)と薬代(必要ない人もいます)がかかります。

休職してすぐのときには、週1で通院していたので、かなり痛い出費になっていました。

 

職場復帰プログラムにより傷病手当がもらえる期間が短くなる可能性

国が定めた、職場復帰支援プログラムが定められている企業があります。

職場復帰支援プログラムのなかでは、主治医からの復職診断書を提出後に、産業医の面談や職場での判断がされます(下のリンクの4ページ目を参照)。

参考記事心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き

 

僕の働く会社では、復職診断書を提出してから復職するまでに1か月以上かかりました

慎重に判断してもらえるのは大変ありがたいものの、復職診断書を提出すると傷病手当金がもらえなくなるので、お金の面ではしんどかったです。

 

さすがに10万円では生活することができずに、貯金を切り崩す生活になりました…せっかく貯めたのにこんなところで使うことになるとは。

人生何が起こるか分からないので、ある程度の貯金はしておくべきだと再認識した瞬間でしたね。

他の人は普通に働いているにという心配

人によって、性格や考え方の違いがありますし、ストレス耐性も全然違います

人と比較することは意味がないので、心配する必要はありません。

 

と偉そうに言っていますが、僕も休職する前には次のような心配がありました。笑

「同じことをしていても他の人は普通に働いているのに、自分だけ休職するなんて情けない。」

「これで休職していたら、今後も同じようにダメになってしまうのではないか。」

 

特に人の目を気にしてしまう人にとって、自分だけうまくできないというのはダメージがかなり大きいと思います。

僕なんて、同じ仕事を新人が平然とやっていましたから、これまでの僕の苦労はいったい何だったんだろう…と落ち込んだものです。

 

休んでいる間に理解できたのですが、人はそれまでの生きてきた環境によって、性格・考え方、物事の受け取り方・ストレス耐性も何もかも異なります。

 

また、人には向き不向き、得意不得意なことがありますよね。

学生のときには数学が得意だけど国語は苦手、ということは当たり前にあったことでそれがおかしいとは思わなかったと思うんです。

それが仕事になると、みんなができているのだからできて当然みたいな雰囲気があります。

この雰囲気がおかしくて、苦手なものは苦手なわけですから、それは仕方がない。

 

なので、人ができているのにと心配することはないのです。

人と比較してしまうのは、自分も他の人と同じようにできるようになりたいと思っているからですよね。

 

正直、その向上心があるだけでもかなり偉いと思います。

自分を褒めてあげながら「いまはまだできないから、少しずつ同じことができるようになろう」くらいの気持ちでいましょう。

会社からの評価が下がる心配

年度ごとに仕事の評定をされる会社では、残念ながら休職したときの評定は下がります。

そのため、休職すると昇進が遅くなる、その期間のボーナスにが下がるなどの影響があります。

そもそも働いていないのですから、 休んでいる間の評価が下がるのは仕方ないと受け入れるしかないですね。

 

ただ、休職前まで仕事をきちんとこなして評価されていたのにも関わらず、休職後に評価が下げるような上司だとしたら、その上司がおかしいと思います。

休職せざるを得ない状況になるまで、管理できていなかった上司の責任を、本人に押し付けてるわけですから。

そのような上司がいるような場合には、その後もいいことはないので、異動を申し出ましょう。

異動が受け付けられない場合には、転職することを考えてもいいかもしれませんね。

休職することで得られることがある

これまでをまとめてみると次のようになります。

  • 「お金の心配」→NG: 厳しい
  • 「人と比較する心配」→OK: 心配する必要なし
  • 「会社への心配」→NG: 評価下がる

生きていく上では「お金の心配」と「会社への心配」がいちばん気になるところですよね。

その両方がNGとなると、「やはり休職できないじゃないか…」という気持ちになってしまうかもしれません。

休職が自分を見つめ直すきっかけになる

しかし、個人的には休職することでプラスになったことがあると考えています。

それは、自分を見つめ直すきっかけになったことです。

 

休職しないといけないくらいまで、自分を追い込んでしまっていたということは、どこかで自分に無理をさせていたということです。

休職することで、自分のできることを見直したり、考え方を見直すことは、今後の長い人生を生きる上では必ずプラスになると考えています。

病気がきっかけでぐわんと変わってくることもある

樹木希林さんの一切なりゆきという本の中で、「病のこと、カラダのこと」と言う章があります。

樹木さんは60歳で左目を失明して、62歳で乳がんになっています。

 

樹木さんの言葉なら、「人生の先輩として聞いておくべき」と思わせる何かを持っている人ですよね。

そんな樹木さんでさえ、病気になったことで生活習慣から考え方まで変わったと言っていました。

 

あんなに素晴らしい人でさえ変わるところがあるのなら、一般人の自分たちには変われるところはもっとたくさんあるはず。

休職したことで落ち込むのではなくて、何か変わるきっかけになれば、休職したことを後悔しなくても済むのではないかと思います。

まとめ

休職すると現実的には厳しいかもしれません。

ですが、長い目で見ると休職をプラスにすることもできると考えています。

 

休職する前には、色んな心配があり、休職することがマイナスにしかとらえられないことがあるでしょう。

しかし、休職したいと思うくらいに身体が疲れているということは、どこか頑張りすぎてしまう癖があるのだと思います。

その癖を治せる期間だと考えれば、色々な心配もありますが、プラスな面もあるものです。

僕が適応障害になっていちばん変わったところは、「全てうまくいくことはないから、仕方ないと諦めて気持ちを切り替えることが大事」と思えるようになったところだと思っています。

 

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