
TOEICリスニングの点数が上がらずに悩んでいる人
過去問は何度も解いてるし、毎日英語を聞くようにもしてるのだけど、リスニングの点数が上がらなくなってきたよ…。
僕はTOEIC810点を取得したのですが、リスニングの点数が伸び悩んだ時期がありました。
関連記事:英語が大の苦手だった僕がTOEICで800点を取るまで
そのときの経験をもとに結論を述べますと、このように悩んでる方には、シャドーイングかディクテーションをしてみることをおすすめします。
目次
シャドーイングとディクテーションとは?

シャドーイング?ディクテーション?その横文字はなんなの?
デジタル大辞泉の言葉を引用すると次の意味になります。

「復唱する」のと「書き取る」の違いがあるけど、両方とも聞いた英語を出力するという点では同じなんだね!
TOEICリスニングの点数を上げるためには、正確に聞き取ることが必要
シャドーイングとディクテーションをおすすめする理由は、英語を正確に聞き取ることができるようになるからです。
リスニングの問題を解くとき、こんな感じで回答していることはないでしょうか?「あまり聞き取れていないのだけど、選択肢に似たような単語が出てきたから、多分これだな」僕はよくあります(笑)、そして、これが意外と当たるんですよね。
理由として、TOEICのリスニング問題には、語彙力を問うものがあるからだと思います。

点数が上がるなら、運でも当たればいいじゃん。
僕にも点数が上がるならいいと思っていたことがありました。
しかし、のちのち考えてみると、リスニング力が向上しない理由はここにあったのではないかと思うのです。
TOEICの勉強をしていると、語彙力がだんだんついていきますから、同義語・類義語・対義語など関連した単語の知識も増えていきます。
そのため、この手の問題の場合、単語をたくさん知っていると当たる確率は高くなります。結果として点数が上がり「自分にはリスニング力がある!」と思ってしまう。

まさに僕じゃないか…。
途中までは、順調にリスニングの点数も上がっていたので、勉強方法も間違っていないと思っていました。しかし、あるときをさかいに全然点数が上がらなくなりました。
どうすればいいか分からなかったので、「とりあえず900点を目指す参考書でも読んでみよう」と思い、たまたま手に取ったのがこちらの本でした。
この本には、シャドーイングとディクテーションの問題がたくさんあります。このとき初めて、シャドーイングとディクテーションをしたんですけど全然聞き取れないんですよね。
そして、自分がいかに英語を聞き取れていないか痛感しました。まじめに「This is a pen」くらいの短い文章しか全て正確にアウトプットできなくて凹みました。おおげさに聞こえるかもしれませんが、やってみれば「いま本当にこれ聞き取れなかったの?」と言うことがあるはず。
ただ、凹んでいても点数は上がってくれません。凹みながらもしばらく勉強を続けていると、次第に聞き取れるようになっていきます。
数値としてはわからないのですが、ふと「聞けるようになってる!」という瞬間がきます。そのときの嬉しさといったらありません。
自分に合っている方で勉強しよう

シャドーイングとディクテーション両方の勉強方法にメリット・デメリットがあるのはわかったよ。
けど、どっちがおすすめなんだい?
大変申し訳ないのですが、自分に合っている方としか言えませんm(_ _)m
どちらとも試してみることをおすすめします。
ちなみに僕はディクテーションの方が好きでした。と言うのも、ディクデーションをするとスペルも正確に覚えることができるからです。その分「書く」と言う面倒なことがあるんですが。
シャドーイングとディクテーションの「メリット」「デメリット」「おすすめ教材」
以下に、シャドーイングとディクテーションの「メリット」「デメリット」「おすすめ教材」を紹介します。
勉強するときの参考になればと思います。
ディクテーションのメリット
・英語のスペルも正確に覚えられる
・スタディサプリEnglishという神アプリがある
ディクテーションのデメリット
・文字書ける場所でしかできない
ディクテーションのおすすめ教材
・スタディサプリEnglish
リスニングが全然できないと言う人は、だまされたと思ってシャドーイングかディクテーションでアウトプットする勉強をしてみてください。
続けていれば劇的に聞き取れるようになるときがきます。