大学受験時の僕の英語のレベルはこんな感じでした。
・教科書レベルは問題ない
・入試レベルは全然わからない
なので、私立入試や国立入試の英語はそれはもうひどいものでした…。
こんな僕でしたが、社会人になってTOEIC800点を取得することができたんですよね。(8年間かかったんですけど。)
どうして取れたのか結論を言うと、英語を嫌いにならないように、じわーっと勉強を続けたからTOEIC800点を取れたのだと思っています。
英語が苦手で、TOEICの点数上げるの無理、と思っている人の参考になればと思います。
関連記事:TOEICスコアを400点台から810点まで上げた勉強方法
目次
英語が苦手だった僕が、TOEIC800点を取るまでにかかった期間は8年
初めてTOEICを受験したのが19歳のとき、800点を取得したのは27歳のときでした。
TOEIC800点を取るまでに8年間かかりました。
我ながら諦めずによく頑張ったなと思います。笑
続けられた理由は、自分が英語が苦手だと理解できていたことが大きかったかなと思っています。
人によって元々の英語力が違うことを理解しよう
インターネットを見ていると、800点簡単に取れます!みたいな記事をよく見ますが、あれは元々の英語力があってこそだと思っています。
東大を目指していた人と、偏差値50の大学を目指していた人では、英語力に違いがあるのは当然ですよね。
そのような記事を見て「自分もできるかもしれない」というモチベーションにするのはいいこと何ですけど、
達成できなかったときに「同じようにやったのに」とモチベーションが下がってしまってはもったいないです。
ではどうしたらいいのかと言うと、まずは、自分の英語力がどれくらいか理解するところから始めましょう。
そうすれば僕みたいに長い期間がかかっても、変に落ち込まずに勉強を続けることができます。
英語を嫌いにならないことが大切
自分は英語が苦手で、それほど得意ではないことを認識していました。
なので、とりあえず英語を嫌いにならないように、勉強を続けることが大切なのかなと初めから考えていました。(勉強という意識がないことも多かった)
なんとなく「洋画を字幕なしで見たい」と思って、Amazonプライムで映画を見まくっていたり、英語の記事をスラスラ読めたらいいなぁと思って、英語の記事を読む期間が長かったんですよね。
なので「英語を勉強しなきゃいけない」という気持ちに焦らされることがなかった。
そのうちに基礎的な英語力が上がっていったのだと思います。
ここで基礎力をつけていたおかげで、TOEIC対策をしたときに点数が一気に伸びました。
非効率な勉強方法をしているようで、僕にとってはTOEICの点数を上げるための効率の良い勉強方法だったのかなと思います。
TOEIC800点を取るまでの点数の遷移
TOEICはこれまでに合計で8回受験しています。
1~4回目までは大学生、5~8回目は社会人になってから受験しました。
回数 | 日付 | TOTAL | LITENING | READING |
---|---|---|---|---|
1 | 2007/08 | 485 | 240 | 245 |
2 | 2008/05 | 570 | 265 | 305 |
3 | 2008/10 | 580 | 315 | 265 |
4 | 2009/05 | 655 | 365 | 290 |
5 | 2012/01 | 680 | 355 | 325 |
6 | 2013/05 | 690 | 390 | 300 |
7 | 2013/07 | 780 | 395 | 385 |
8 | 2014/10 | 810 | 410 | 400 |
TOEIC600点を超えるまで(受験回数4回)
2,3回目は、それなりに英語に触れていたので点数が伸びるんじゃないかな?と思っていた時期です。
実際、1回目よりも100点ほど点数が上がっているのですが、対策をしていなかったので成績が全然安定していません。
この頃の英語の勉強方法としては、JapanTimesやBBCなどをよく読んでいました。両方ともネットで無料で読むことができるのでありがたかったです。
あとは、ひたすらAmazonプライムで海外ドラマを見ていました。大学生で暇だったこともあり、1週間でプリズンブレイクを1~4まで見通したりしてましたね。笑
しかし、就活がせまってきていたので「600点を取らなければいけない」と言う思いから、4回目にしてようやく過去問を何回も解きました。
3回目まででだいぶ英語力を鍛えられていたので、過去問でTOEICの傾向をつかむと600点を超えることができました。
TOEIC700点を超えるまで(受験回数7回)
4回目から5回目は2年以上間が空いています。
この頃は、Amazonプライムで映画を見るくらいしか英語に触れていなかったと思います。
なので、元の英語力に戻すだけでもかなり時間がかかりました。
TOEIC取得まで8年間かかりました、と書いていますが、2年間ブランクがあるんですよね。
この頃は、英語の勉強をするモチベーションが全然なかったので、仕方なかったのかなと思います。逆にこの頃英語の勉強をしていなかったから、再度勉強を始めたときにある程度頑張れたのかなと思っています。
2年間は間が空き過ぎですが、やめないようにじわーっと続けることが大切だったのかなと思います。
そうやって続けていれば、そのうち上達してくれますから。
TOEIC800点を超えるまで(受験回数8回)
正直、700点を超えたら満足していたんですよね。
もともと英語が苦手だった人間が700点も取れれば十分すぎるだろうと思っていましたから。
ところが、友人が自分に負けるのが悔しいと点数を上げてきたので、僕も負けたくないと言う思いで再度勉強しました。笑
この頃は社会人になってかなり忙しくしていたので、何回も受験する気力はありませんでした。なのでどうしても1回で800点を取りたいと集中したのを覚えています。
結果的に1回で800点を超えることができたのでラッキーでした。
まとめ
本記事を読んで「いやいや8年間も頑張れる気はしないよ」と言う方もいるかもしれませんが、それは違います。
僕は、英語を嫌いにならないようにすることに比率が大き過ぎました。
と言うのも、もともと慎重な考えなので、嫌いにならないように慎重になり過ぎました。
なのでこんなにも時間がかかったのだと思います。
この辺は、人それぞれ自分にあうように調整すればいいと思うんですよね。
2年後に800点を取りたいと思う人は、それに合わせて英語の勉強を続けられるように調整すればいいと思いますし、
そうではなくて、僕のようにいつか取れたらいいなと思う人は、英語に触れるところから慣れていけばいいと思います。
焦らないといけない人は少し頑張るしかないのですが(答えになってなくてすみません)、そうではない人はじわーっと続けていけばいいのだと思います。
そうすれば、そのうち力がついてきますから。