Excelの表で、空白のセルの背景色を変更するマクロを作成しました!
必須にしたいセルをチェックしたり、マクロで最終チェックをしたい場合などに役立つでしょう!
Excel VBA: 表で空白のセルの色を変えるマクロの作り方
1. VBAのソースコードを書く
マクロのソースコードは以下になります。
ポイントは、2のSpecialCellsメソッドです。
SpecialCellsメソッドは、「数値」「空白」「コメントが設定されている」セルなどを参照することができます。
HTML
copy
Sub BlankCellColor()
' 1. Range型の変数を用意
Dim rng As Range
' 2. 表で検索したい範囲をRangeの中に書く
Set rng = Range("C3:E9").SpecialCells(xlCellTypeBlanks)
' 3. 背景色を赤に変更
rng.Interior.Color = rgbRed
End Sub
メモ
- 2で変数 rng にRange(“C3:E9”)を入れていますが、ここは各自変更してください。
- 3で赤を設定していますが、他の色が良い場合には、RGB 値一覧表(XlRgbColor 列挙型)の記事を参照してください。
色を設定する方法については、以下の記事を参考にしてください。

2. マクロを動かすための準備
それでは、マクロの動作を確認するための準備をします。
ところどころ空白セルがある表を作成してください。本記事では、D6とE8を空白にしています。
3. 表で空白のセルの色が変わることを確認する
それでは、マクロを実行しましょう。
キーボードの【F5】、または画面上部の【▶】を押して、マクロを実行します。
マクロ実行後、D6とE8セルの背景色が赤色に変わっていれば完了です!